コンビニでクレジットカードが利用できると、現金がなくても手軽に買い物ができるので便利です。
現在大手コンビニでは、すべてクレジットカードが利用可能となっています。
とはいえどうやって使えばいいのか、意外と知らない人も多いはず。
「クレジットカードはどのコンビニで使えるの?」
「コンビニでのカード払いは迷惑にならない?」
今回はコンビニでクレジットカードを使う方法について、徹底解説していきます。
コンビニでの支払いでポイントが貯まるお得なカードについても紹介していきますので、参考にしてみてください。
クレジットカードはコンビニで使える?支払いの方法について解説
次の大手コンビニでは、クレジットカードでの支払いに対応しています。
- セブン-イレブン
- ファミリーマート
- ローソン
- ミニストップ
- デイリーヤマザキ
- ローソンストア100
- スリーエフ
- ポプラ
実際にセブンイレブンでクレジットカードを利用したときも、はじめは利用できるか不安でしたが「クレジットカードは使えますか?」と店員に告げたところ、「はい、大丈夫です!」と快い返事をもらいました。
利用方法は簡単。端末に自分でクレジットカードを読み込ませるだけ。
コンビニでクレジットカードを使えるのか不安に思っている人は、大手コンビニならほぼ利用できます。
コンビニでクレジットカードを使う手順は店員に伝えるだけ
コンビニでのクレジットカードの使い方は、基本的には以下の手順です。
- 会計時に店員にクレジットカードで払いたいと伝える
- レジ横の端末にクレジットカードを読み込ませる
- 機械が光り、決済が完了
- クレジットカードを機械から抜き取る
- レシートとクレジットカード支払明細を店員から受け取る
店員にクレジットカード払いと伝えれば、あとはカードを差し込むだけでOK。
機械がどこにあるか分からない、差込口はどこか分からないなどは、店員に聞くとすぐに対応してもらえます。
基本的にクレジットカードを利用すると、月1回の支払日に一括で登録口座から利用分が引き落とされます。
このため、買い物時点で口座に残高が無くても問題なく購入できる点は大きなメリットです。
コンビニによってはクレジットカード払いに対応していないケースも
利用時の注意点としては、購入する商品によってはクレジットカードが使えないケースもある点です。
例えば、セブンイレブンでは以下の商品はクレジットカード払いには対応していません。
- インターネット代金収納
- 公共料金の収納代行
- マルチコピー機でのサービス
- 切手・印紙・ハガキ
- テレホンカードやプリペイドカード
- 地区指定ゴミ袋・ゴミ処理券
- 商品券
- 電子マネーへの現金チャージ
公共料金の支払いにクレジットカードを認めてしまうと、店舗側がカード会社に手数料を払う必要がでてきます。
店側損となってしまうため、原則としてクレジットカード払いはできないのです。
食料品や日用品関係の場合は、すべてクレジットカードで購入できます。
日常生活のちょっとした買い物ならポイントが貯まる分、クレジットカードでの支払いがお得です。
コンビニでお得なクレジットカード5選を紹介!各コンビニ別でおすすめなカードは?
カード名 |
三井住友カード(NL)
|
JCB CARD W
|
ローソンPontaプラス
|
ファミマTカード
|
dカード
|
---|---|---|---|---|---|
公式 サイト |
https://www.smbc-card.com/ | https://www.jcb.co.jp | https://www.lawsonbank.jp/lp/lp_credit.html | https://ftcard.pocketcard.co.jp/card/ | https://d-card.jp/ |
年会費 (税込) |
永年無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5〜7.0% | 1.0~10.5%※ | 1.0% | 1.0% | 1.0% |
お得に なる コンビニ |
・セブン-イレブン ・ミニストップ ・ローソン など |
・セブン-イレブン | ・ローソン | ・ファミリーマート | ・ローソン |
国際 ブランド |
|||||
ETC カード |
無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
申し込み | - |
※ 10.5%の最大還元率の適用には、JCB PREMOへの交換が必要です。
ここからはコンビニで利用したいクレジットカードを5つ紹介します。
特定のコンビニで利用するとポイント還元率がアップする還元率の高いクレジットカードや、キャンペーンを受けられたりとお得なカードばかりなのでぜひチェックしましょう。
三井住友カード(NL)はコンビニで使うと還元率が最大7%にアップ
コンビニでおすすめな理由
- 対象のコンビニでポイント最大5倍
- タッチ決済でスムーズに買い物できる
- 貯めたVポイントをコンビニでそのまま使える
公式サイト | https://www.smbc-card.com/ |
ポイント還元率 | 0.5〜7.0% |
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | |
電子マネー | |
スマホ決済 | Google Pay Apple Pay |
ナンバーレスのスタイリッシュなデザインの、三井住友カード(NL)。
こちらの大手コンビニチェーン店で、ポイントが最大14倍※になるのが特徴です。
- セブン-イレブン
- ミニストップ
- ローソン
など
三井住友カードで付与されるVポイントは、200円分の買い物で1ポイント(1円)。
1,000円分の利用では5ポイント(5円分)のため、ポイント還元率は0.5%です。
先程紹介したJCBカードWはポイント還元率1.0%のため、三井住友カードのポイント還元率が最も高いとは言えません。
しかし上記2つのコンビニでの利用は、ポイントが14倍※、つまりポイント還元率が7%となります。
このように、三井住友カードはコンビニで利用するなら最高レベルの還元率を誇るカード。
貯まったポイントの交換先はANAマイルや楽天ポイント、Tポイントなど豊富です。
※対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。
その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
JCB CARD Wはセブン-イレブンでのポイントが通常の3倍になる
コンビニでおすすめな理由
- セブン-イレブンでOki Dokiポイントが3倍になる
- 貯めたポイントをnanacoなどの電子マネーにできる
- Apple Payに登録してQUICPayが使える
公式サイト | https://www.jcb.co.jp/ |
ポイント還元率 | 1.0~10.5%※ |
年会費 | 永年無料 |
※ 10.5%の最大還元率にするには、JCB PREMOへの交換をして下さい。
国際ブランド | |
電子マネー | |
スマホ決済 |
JCBカードWは大手クレジットカード会社JCBが提供する、ポイント還元率の高さが評判のカード。
「支払いが楽」「ポイントが3倍」「nanacoポイントへの変換も可能」という3つのメリットがあり、セブンイレブンで利用するなら非常に利便性が高いカードです。
JCBカードWは1回の利用につき、セブンイレブンであれば10,000円以内、ファミリーマートでは4,000円未満の金額をサインなしで利用できます。
急いでいる時などコンビニでラクラク支払いができる点は大きなメリットです。
またJCBカードWをセブンイレブンで利用すると、通常のJCBカードと比べてポイントが3倍へアップします。
元々JCBカードWは通常のJCBカードと比較してポイントが2倍になるのが特徴。
セブンイレブンはJCBオリジナルパートナーズに加盟しているため、さらにポイントが+0.5倍となり、合計でポイント3倍になるのです。
貯めたポイントは支払時に利用するだけでなく、nanacoポイントへの変換も可能です。
申し込みできるのは39歳以下の方限定ですが、年会費が無料でポイント還元率も高く、コンビニで利用しない人でも持っておいて損はないクレジットカードでしょう。
入会キャンペーンも充実しているので、気になる人は公式サイトをチェックしましょう。
ローソンPontaプラスはローソンで最大6倍還元でPontaポイントが貯まる
コンビニでおすすめな理由
- ローソンで最大6倍Pontaポイントを還元
- 毎月ローソンで使える会員優待がもらえる
- 今まで貯めたPontaポイントを移行できる
公式サイト | https://www.lawsonbank.jp/ |
ポイント還元率 | 0.5%〜6.0% |
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | |
電子マネー | |
スマホ決済 |
ローソンPontaプラスは、ローソンでお得に利用できるクレジットカード。
ローソンやナチュラルローソン、ローソンストア100での利用で、200円ごとに最大12Pontaポイントをもらえます。
その他のお店以外でも200円ごとに2ポイント獲得できるので、どこで利用しても1%以上の還元率の適用を受けられます。
貯まったポイントはレジでの清算時に1ポイント1円で支払できるほか、Loppiでお試し引換券と交換できる場合も。
クレジットカード会員になれば、ローソンアプリ限定の無料クーポンやローソンギフトも獲得できます。
デザートを楽しみたい人は、ローソンのウチカフェスイーツをローソンPontaプラスで決済すると、ポイントが10%還元されます。
ローソン以外に映画やドラマ、アニメが楽しめる動画配信サービス「U-NEXT」の無料トライアル優待特典が利用可能です。
U-NEXT無料トライアルで600円分のポイントがもらえるところ、倍の1,200円分が受け取れます。
ファミマTカードはファミリーマートでの限定クーポンがもらえる
コンビニでおすすめな理由
- ファミリーマートでTポイント最大2%貯まる
- ファミリーマートで使える限定クーポンがもらえる
- FamiPayへのチャージで0.5%還元
公式サイト | https://www.family.co.jp/card_point.html |
ポイント還元率 | 0.5%〜 |
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | |
電子マネー | |
スマホ決済 |
ファミマTカードは、ファミリーマートでの利用がお得なクレジットカード。
ファミリーマートでファミマTカードを使って支払をすると、200円につき最大4ポイント貯まります。
ファミリーマートでのポイント還元率は2.0%と非常に高く、頻繁に利用する人ならぜひ持っておきたいカードです。
ファミリーマート以外でもJCB加盟店の利用であれば、200円につき1ポイント貯められます。
もう一つその他のクレジットカードとファミマTカードの違いは、公共料金の支払いにも使える点です。
原則として他のコンビニでは、公共料金の支払いにクレジットカードを利用できません。
ファミマTカードを利用するとファミリーマート限定ではありますが、公共料金をカード払いにしてポイントを貯められます。
収入代行用紙にファミリーマートが支払場所として記載されている必要がある点には注意です。
dカードはdポイントの利用先が豊富!全国のコンビニでお得に使える
コンビニでおすすめな理由
- 貯めたポイントを使えるコンビニが多い
- ローソンで使えるクーポンを獲得できる
- ファミリーマートでのキャンペーンが充実
公式サイト | https://d-card.jp/ |
ポイント還元率 | 1.0〜5.0% |
年会費 | 無料 |
国際ブランド | |
電子マネー | |
スマホ決済 |
docomoの提供するdカードは、ローソンでの利用がお得なクレジットカード。
貯めたdポイントをローソンでの支払いに利用可能。
期間によっては『dポイントクラブ』にて、からあげクンなどの人気商品の割引クーポンを獲得できます。
ポイントが貯まるだけでなく買い物の割引まで効くのはdカードの大きな強みです。
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コンビニでクレジットカードを使うメリットは?便利な4つの理由を解説
コンビニで使う金額は少額の場合が多く、現金で払いがちですが、クレジットカード払いに切り替えると、様々なメリットがあります。
今まで現金払いしていた人は、これを機にクレジットカード払いに切り替えてみましょう。
コンビニで買い物をするたびにポイントを貯められる
コンビニは利用頻度が高く、中には毎日コンビニで買い物をする人もいるでしょう。
毎日クレジットカードを利用すれば、ポイントがどんどん貯まっていきます。
一度の買い物では大した金額を使わなくとも、積み重なれば大きな金額になります。
毎日コンビニで500円使う場合は…
例えば、毎日コンビニで昼食を購入する際に500円使っているとしましょう。
ポイント還元率1%のクレジットカードで支払いをした場合、1ヶ月で貯まるポイントはこちらです。
1日に使う金額 | 500円 |
---|---|
1ヶ月で使う金額(30日間) | 15,000円 |
ポイント還元 | 1,500円分GET! |
1ヵ月使う金額が1万5,000円となり、1,500円分のポイントが手に入ります。
ポイントを使って、いつものコンビニより少し豪華なランチを楽しんだりできますね。
加えて、特定のコンビニ利用でポイントが倍増するクレジットカードを利用していれば、さらにお得です。
セブンイレブンを頻繁に利用するならJCBカードWや三井住友カードを、ファミリーマートならばファミマTカードを、ローソンではローソンPontaプラスやdカードを選びましょう。
自分が頻繁に通うコンビニに合わせて、利用するクレジットカードを決めるのもいいでしょう。
決済時の暗証番号やサインが不要!スムーズに買い物ができる
基本的にはコンビニのクレジットカード払いでは暗証番号やサインは必要ないため、スピーディーに購入が可能です。
コンビニでは購入金額が高額ではないため、暗証番号の入力やサインが省略されます。
ただし、一定額以上買い物をするとサインが必要なケースもあるため注意してください。
セブンイレブンでは10,001円以上のクレジットカード払いではサイン、もしくは暗証番号の入力が必要です。
コンビニで10,000円以上の買い物をするのは珍しいため、特にデメリットとは感じにくいでしょう。
会計時に時間がかかり後ろの人を待たせてしまうのが嫌な人も、安心です。
手元に現金を持っていなくても気軽に買い物できる
クレジットカードを持っていれば、現金を持ち歩かずにコンビニで買い物できます。
大量の現金を持ち歩くと当然ながら、財布がかさばってしまいます…。
クレジットカードは、手軽に持ち歩きできるのがメリット。
Apple PayやGoogle Payを通してクレジットカードを登録しておけば、手持ちのスマホのみで会計できるため便利です。
現在はキャッシュレス決済もどんどん普及しています。
経済産業省が行った調査によると、日本のキャッシュレス決済の支払額や比率は年々上昇しています。
キャッシュレス決済の大部分をクレジットカード払いが占めており、クレジットカード払いに限定した決済比率も年々上昇中です。
(参考:日本のキャッシュレス決済比率|経済水産省)
クレジットカード支払の機会は今後も増えるとみられるため、慣れていない人は今のうちにお試しで使い始めるのもおすすめです。
カードで払うとお釣りのやりとりもなくなるため、衛生的にも安心できます。
アプリで支払った金額の履歴をいつでもチェックできる
クレジットカードを利用すれば、支払った金額の履歴が残ります。
決済が完了すればメールでお知らせが来ますし、会員専用サイトでも過去の支払い履歴は簡単に確認可能。
いつどこで何に支払ったのか分からなくなっても、明細を見れば思い出せるため便利です。
また普段の買い物は、すべてクレジットカードで支払うと決めておけば、家計簿をつける際はそのまま書き写すだけ。
アプリの家計簿ではクレジットカードと連携して、自動反映できるタイプもあり、家計簿をつける手間もなくなります。
Web明細を利用すれば、郵送よりも早く請求金額を確認可能です。
利用速報メールも届くので、確認漏れが生じるリスクも減らせます。
近年はペーパーレス化が進められている背景もあり、クレジットカード会社側でも紙の明細は有料のケースが多いです。
コンビニでクレジットカードを使うデメリットは高額の支払いに対応できないこと
コンビニでのクレジットカード利用はメリットだけでなく、中にはデメリットとなる部分もあります。
事前にデメリットを知っておけば、利用時に戸惑わずに利用できます。
コンビニでクレジットカードを利用する場合は、以下の2つのデメリットを押さえておきましょう。
分割払いの支払いはコンビニで対応していない
コンビニでクレジットカードを利用する時は、分割払いはできず、すべて一括での支払いとなります。
3,000円の買い物をしたら、そのまま利用した3,000円が来月の支払日に口座から引き落としされます。
分割払いはできませんが、現金との併用は認められる場合も。
会計時に現金が足りないと気づいた時でも、クレジットカードがあれば慌てずに支払いを済ませられます。
ただし店舗によって取り扱いが異なる可能性もあるので、現金との併用をする場合は店員に聞いてみましょう。
30万円以上の高額な支払いはコンビニで決済できない
コンビニでは30万円以上の高額な決済はできません。
この上限額はクレジットカードだけでなく、現金で払う場合でも同じです。
ただ普通にコンビニを使用するのであれば、30万円以上一度に買う機会は低いものです。
30万円の金額上限はあってないようなものだと言えます。
デメリットとして紹介しましたがほぼ気にする必要はないため、安心してクレジットカードを利用できます。